2011年8月14日日曜日

「犬の力」のリアリティー<ネタバレ注意>


メキシコ麻薬戦争を舞台に描かれた小説「犬の力」を読んでからますますメキシコ関連のニュースに興味をもっています。

今日も900人に殺害に関与した殺し屋組織のリーダーが捕まりました。

その記事をたどっていくと特集ページがあり、「犬の力」に書かれたのと同じだ!
という内容がありましたので、紹介いたします。

【全長700メートルの密輸トンネル】 時事ドットコムより
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_mili&p=mdw300-jlp10170396

このトンネルは実際に小説の中にも出てきます。
国境を越えると麻薬の値段が上がります。
警備が厳重だからです。リスクを背負ってアメリカに持ち込むわけですから当然といえば当然なのでしょう。
その国境を越えるリスクをクリアーしながら、かつ安全に麻薬を運ぶためにこのトンネルは考案去れたのだと思います。小説では逃走ルートにも使われていました。

小説の中では他にも、レーダーに移らないステルス機能を搭載した飛行機をつかって麻薬を運ぶシーンもありました。このあたりのテクノロジーも麻薬組織の方が国家を上回っていて対処できないという内容なのです。

こんな全長700メートルものトンネルが十数本も見つかっているくらいです。

小説の中のフィクションとは言い切れないかもしれませんね。

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